2022/05/24(Tue)
9歳の娘が
「ひよこを抱っこしたい」
と言い出した。
わたしは、
「じゃあ、ひよこから育てて、
大きくなったら殺して、
食べようね!」と
鬼のような教育をしている。
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営業している上田慎一郎
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「バタリーゲージ」
ある日、
宇宙人がきて地球を侵略し、
人間が飼育されはじめる。
人間の男の子は
生まれてすぐシュレッダーで
潰されて殺されるか、
柔らかい肉が
大好物の宇宙人のために、
飼育されて子どもの頃に
出荷される。
女性は満員電車の中で
子どもを大量に産まされ、
奇形児が生まれ始めると
不良品として生きたまま殺され、
食用にミンチにされる。
そんな宇宙人の中には人間を
「かわいそう」と思うモノも
いるかもしれない。
でも宇宙人がどう思うかは
人間には関係ない。
私たち人間は、人と共に成長し、
人を愛し、家族を愛し、学び、
好きな場所で暮らし、働き、
喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、
美味しいものを食べ、
病気をせず、幸せに生きたいと
思っている。
動物も同じだ。
自由も不自由も
知っている人間が、
その想像力に欠けるのは
なぜだろう。
「生産者が悪い」
「かわいそう」
「行政はなにもしない」
私たち消費者が
こんなスタンスでは
日本は何も変わらない。
スウェーデンでは、
バタリーケージと
放牧の鶏の比較写真を見た
消費者たちが先に変わり、
そこから徐々に
アニマルウェルフェア先進国に
なっていった。
最終的には
選ぶ権利を持っている
消費者のパワーなのだ。
◎ 卵なら4種類の養鶏方法が
あることをまず知る
◎アニマルウェルフェアに
繋がる卵を使う
◎アニマルウェルフェアに繋がる
ものを置いてほしいと
店に働きかける
◎そして周りにも伝えていく
それができると
必ず変わっていくはず。
そうやって消費者の選ぶ力で
世の中を変えていくことが
大切なのです。
地球や自然や命を
大切にすることが、
我々人間を
大切にすることに繋がる。
鶏たちを我々人間は管理し、
ゲージで上手に飼っている
つもりかもしれないが、
我々人間も実は、
「バードゲージ」の中で
管理され、
飼われているのかもしれない。
ひよこたちは
「ピヨピヨ」
と可愛い声で精一杯鳴く。
危険を察知すると
親鳥は命をかけて、
子供たちを護ろうとする。
娘よ、
ひよこを抱っこしたい
ということは、
こういう事を
知らないといけないよ。
(まだ食育は続いていた…笑)
あいしてる
上田慎一郎