SHINICHIROU BLOG~月はみていた~Vol.75「揺蕩うカモメ」

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2026/1/27(Tue)

SHINICHIROU BLOG~月はみていた~
Vol.75「揺蕩うカモメ」

朝日が窓をさした。
カーテンの無い部屋は、
部屋の奥まで明るくなる。
波は穏やかで朝日を反射し、キラキラした。
カモメは時々水面を潜り、水飛沫をあげた。

小さめのクーラーボックスを持って、
昨夜仕掛けたかご網を見にいく。

ゆっくりと引き上げる。
アジが3尾入っていた。
水飛沫をあげる。
カゴを置いて1匹ずつ
ピックを使い眉間辺りに刺す。
エラを切り海水につけ血抜きする。
眉間からワイヤーを通し神経を壊す。
3尾クーラーボックスに入れた。
沖でカモメが羽ばたいた。
キラキラと水飛沫が空に舞う。
空は吸い込まれそうな浅葱色で、
海は飛び込みたくなる朝顔色だ。

アジは綺麗に洗い水気をきり3枚に捌いた。
1尾の小骨を取り丁寧に皮を剥いだ。
片身を味噌、ねぎ、生姜で叩き合わせる。
残り片身は薄く切り、
上に玉ねぎとトマトを乗せ
オリーブオイルと塩、
そして頂いた甘夏を絞りかけた。

2尾は水気を取りペーパーで
包み冷蔵庫に入れる。
トースターで焼いたバケットの
良い香りがしてくる。

残りの1尾は
フライパンで簡単に焼き南蛮に、
最後の1尾は、
あなたが好きなオイルパスタにしようと思う。

食が命の根源。
命を頂き、
我々は生きている。
生かされている。

だから日本の習慣や伝統は
いただきます。
ごちそうさま。

今日もありがとう。
必ず美味しくする。

ご賞味あれ
上田慎一郎

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